ドラマ『95』のロケ地ってどこなの?
King & Prince(キンプリ)の高橋海斗さんが主演を務める2024年春ドラマ、『95』がついにスタートしましたね!
東京のロケ地を中心に、1995年の当時の情景やトレンドがリアルに描かれれています。
今回の記事では、ドラマ『95』の気になるロケ地、またその時代背景について詳しく解説していきます!
平成の時代、忘れてはいけないあの事件、今一度振り返って見ませんか?
2024年春ドラマ『95』のロケ地はこちら
それでは早速ロケ地を見にいきましょう!
珈琲達磨堂
ドラマ内ではメケメケという名前のおしゃれな喫茶店。主人公の広重秋久(Q)が鈴木翔太郎(翔)にチームに誘われた喫茶店。大人になったQが取材を受けた喫茶店も同じ場所です。
珈琲達磨堂の情報
〒125-0032 東京都葛飾区水元5丁目17−13
和洋学園 国分キャンパス
Qや翔たちが通う高校はこちらの学校です。
和洋学園 国分キャンパス
〒272-0834 千葉県市川市国分4丁目20−1
コナコート市川B棟
広重家の撮影はこちらのスタジオで行われました。コナコートは数々のドラマの撮影で利用されいます。櫻井翔さん主演の『新空港占拠』では、武蔵と本庄が向かった新見の家がこちらになります。
コナコートスタジオB棟の情報
〒272-0132 千葉県市川市湊新田2丁目7−24
渋谷駅前
ドラマ序盤での映像で映っていたのは渋谷駅です。忠犬ハチ公が有名ですよね。
渋谷駅前の情報
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目1
千代田稲荷神社
Qが援助交際の女子高生を見かけて助けようと妄想するシーンです。この頃は、こういう現場が平然と行われていたと思うと、今では考えられないですよね。
千代田稲荷神社の情報
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目20−8
地下鉄霞ヶ関駅
Qが花を手向に走っていった駅がこちらです。なぜこの駅に走ったのか・・・?
地下鉄霞ヶ関駅の情報
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1 B2入口
ドラマ『95』のロケ地を巡って
ドラマ95は1995年に起きた事件、そしてこの年前後に話題となったトレンドなどの時代背景が濃く描かれたストーリとなっています。そして使われているロケ地も、当時の情景と深い関わりがありました。
当時の渋谷はどんな感じだった?
ファッションの流行りの出どころだった渋谷では、当時一体どんな雰囲気だったのでしょうか?ドラマでの雰囲気を見ても、今とは全く違う流行り、文化だったことが分かります。
シャネラー、グッチャーと呼ばれる、ブランド全身コーデ。髪を茶色にし、ミスかルーズソックスのコギャルファッション。ヘソ出しルック、ピタT、チビT、デルカジのブームが根強かった時代です。
作中でも、ガンガンタバコを吸うシーンが多く映るなど、今よりも荒れているようなイメージがあります。
地下鉄霞ヶ関駅がロケ地として使われている理由
1995年に起きた地下鉄サリン事件に大きく関わっている駅であることが理由です。事件発生の丸ノ内線・千代田線が通る駅だったのが霞ヶ関駅。事件当日は、この駅は終日通過扱いとされた駅です。
地下鉄サリン事件の概要
地下鉄サリン事件は、1995年3月20日に日本の東京都で発生した同時多発テロ事件である。オウム真理教の信者たちが東京地下鉄の車両内で神経ガスのサリンを散布し、乗客や職員を含む多数の被害者が出た。この事件は世界的にも稀に見る大都市圏における化学兵器を利用した無差別テロ事件であり、日本のみならず世界中で大きな衝撃を与えた。
令和を生きる私たちには、どこか遠い過去のように感じ、そして忘れ去られていく事件となりつつありました。しかし、現実に起きた事実であること、改めて認識しないといけない。そんな想いが込み上げてきます。
霞ヶ関駅では、地下鉄サリン事件の被害者となった方々の追悼が今も行われています。
ラブホテル街の中に存在する千代田稲荷神社
今回のホテル街にて女子高生とおじさんが歩いているシーン。その一角にちらっと映っていたこちらの千代田稲荷神社。なぜ神社の近くにラブホテルがたくさんあるのでしょうか?実は神社を表す聖と、人間の欲望を表す俗には深いつながりがあったと言われ、歴史的背景もあったようです。
諸説はありますが、以下のような理由が挙げられているようです。
江戸時代の頃、”お参り”は一般家庭において日常的だったため、神社は人が集まる場所とされていました。人が集まる場所には、繁華街が出来上がり、そして遊郭まで出来上がったとされています。特に有名な場所は伊勢神宮の古市ではないでしょうか?古市は、日本三代遊郭としても知られています。
他にも大阪の生玉神社も同じようなことが言えます。
また、比丘尼御所(女性が住職を務めるお寺)と売春の密接な関わりもあったようで、宗教と性の関係性は古くから深いつながりを持っていたと言えますね。
ドラマ『95』で使われていた挿入歌
挿入歌で流れていたあの「ヘイヘイヘイ」のメロディーは何?
ドラマの中盤、非常に懐かしいメロディーが。
「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」
日本の音楽ユニットであるH Jungle with tの楽曲です。あのダウンタウンの浜ちゃんこと、浜田雅功さんがボーカルを務めているんです!
サビ前のアルファベットの羅列、気になる方も多かったのではないでしょうか?
「H・A・M・A・D・A B・U・S・A・I・K・U」
松ちゃんこと、松本人志さんの声なんです!
浜田ぶさいく、さすがダウンタウン!と笑わせてくれる歌詞ですよね。
ドラマ『95』の原作はある?
早見和真さんが描く「95」が原作です。
早見和真さんは1977年生まれ、1995年の時は18歳。当時の状況もよりリアルに描かれているんですね。
まとめ
2024年春ドラマ『95』では、1995年当時のトレンドや事件がリアルに描かれていました。決して忘れてはいけないこと、当時を生きる人たちの熱い想いが、令和を生きる私たちにどんなメッセージを伝えようとしているのでしょうか?
今後の展開にも注目していきましょう!